「健康診断で血圧・血糖値を指摘された」「薬を飲む前に生活習慣で改善したい」——こうした方にぜひ知ってほしいのが、筋トレと適度な運動が血圧・血糖値の改善に有効だということです。
目次
筋トレが血圧を下げる仕組み
定期的な筋トレは以下のメカニズムで血圧の改善に役立ちます。
- 血管の弾力性が向上する:運動習慣で血管内皮機能が改善し、血管が柔軟になる
- 体重・体脂肪の減少:体重1kgの減少が収縮期血圧を約1mmHg下げると言われている
- 交感神経の過緊張が和らぐ:運動によるストレス発散が血圧安定に繋がる
- 心肺機能が高まる:心臓が効率よく血液を送れるようになる
筋トレが血糖値を改善する仕組み
筋肉は体の中で最もブドウ糖を消費する組織です。筋肉量が増えると、血液中の糖を取り込む能力が高まり、血糖値の安定につながります。また筋トレ直後から数時間は、インスリンに頼らず筋肉が直接ブドウ糖を取り込む「非インスリン依存性の糖取り込み」が起きます。
安全にトレーニングを始めるためのポイント
- かかりつけ医に相談する:薬を服用中の方は運動開始前に必ず医師に確認を
- 最初は低強度から始める:ウォーキング・軽い筋トレからスタートし徐々に強度を上げる
- 血圧・血糖値が高いときは無理をしない:血圧180/110以上、血糖値250mg/dL以上のときは一時中止
- 水分補給を徹底する:運動中の脱水は血圧・血糖値に影響する
- 継続することが最重要:週3回・1回30分程度を目標に習慣化する
よくあるご質問
Q. 高血圧でも激しい筋トレをしていいですか?
A. 高血圧の方はいきみを伴う高強度トレーニングは避けるべきです。息を止めずにゆっくり行う筋トレが基本です。かかりつけ医への確認を強くおすすめします。
Q. 運動でどれくらいで数値が変わりますか?
A. 個人差がありますが、継続的な運動を2〜3ヶ月続けることで血圧・血糖値の改善が見られることが多いです。食事改善と組み合わせるとより早く効果が出やすいです。
Q. インスリンを打っていますが、運動中に低血糖になりませんか?
A. 可能性はあります。運動前に血糖値を確認し、低血糖が起きた場合に備えてブドウ糖(グルコース錠等)を持参することをおすすめします。医師・薬剤師と相談した上で取り組むことが大切です。
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