「お酒が好きだけど、ダイエットに影響しますか?」——よくある質問です。答えは「飲み方次第で、ダイエットと両立できます」。完全禁酒は必須ではありませんが、アルコールが体に与える影響を正しく知ることが大切です。
アルコールがダイエット・筋トレに与える影響
① カロリーが高い
アルコール1gあたり7kcalのカロリーがあります(脂質9kcal、たんぱく質・糖質4kcalと比較して高い)。ビール中瓶1本で約150kcal、日本酒1合で約200kcal。さらにおつまみのカロリーが加わると大幅なオーバーになりやすいです。
② 筋肉の合成を妨げる
アルコールは筋肉の合成に必要なタンパク質合成シグナル(mTOR経路)を抑制することが研究で示されています。特にトレーニング直後の飲酒は筋肉の回復を著しく妨げます。
③ 睡眠の質を下げる
アルコールは一時的に眠くなる効果がありますが、深い睡眠(ノンレム睡眠)を妨げます。睡眠の質が下がると成長ホルモンの分泌が減り、筋肉の回復・脂肪燃焼効率が落ちます。
④ 肝臓の脂肪燃焼を止める
アルコールを摂取すると肝臓はその分解を優先させるため、脂肪の燃焼が一時停止します。飲酒中・飲酒後は体脂肪が燃えにくい状態になります。
ダイエット中の賢いお酒の飲み方
- 種類を選ぶ:蒸留酒(焼酎・ウイスキー・ジン・ウォッカ)は糖質ゼロ。ビール・日本酒・ワインより選ぼう
- 量を決める:週2日以内、1回2杯以内を目安に
- おつまみを選ぶ:枝豆・刺身・焼き鳥(塩)・ナッツなど高たんぱく・低糖質のものを
- 水を一緒に飲む:1杯お酒を飲んだら同量の水を飲む習慣で量を抑えられる
- トレーニング当日の飲酒は避ける:筋肉の回復を最優先にする
よくあるご質問
Q. 低糖質ビールならダイエット中に飲んでいいですか?
A. 糖質は減りますが、アルコール自体のカロリーは変わりません。また筋肉合成の抑制・睡眠の質低下の影響もあります。「低糖質だから大丈夫」と量が増えないよう注意してください。
Q. 毎日晩酌する習慣があります。やめないといけませんか?
A. 必ずしもやめる必要はありませんが、毎日の習慣的な飲酒はダイエット・筋トレへの影響が大きいです。まず週3〜4日に減らすことから始めることをおすすめします。
Q. 飲み会の翌日は運動しない方がいいですか?
A. 二日酔いがひどい場合は無理をしないことが大切ですが、軽い症状なら水分補給をしっかりして、軽めのストレッチやウォーキング程度は問題ありません。
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